主催者挨拶

御挨拶

 「都民芸術フェスティバル」は、優れた舞台芸術公演を広く都民の皆様に楽しんでいただく機会を提供し、東京における芸術文化活動の振興を図ることを目的に開催しており、このたび53回目を迎えます。

 昨年は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、国内の多くの公演が中止や延期を余儀なくされる中、本フェスティバルも一部が中止となるなど、大きな制約を受けました。

 今年のフェスティバルは、万全の感染症対策を講じながら、1月から3月にかけて都内各地の会場において、音楽、オペラ、バレエ、演劇、伝統芸能など、幅広い分野の多彩な演目が上演されます。多くの皆様にこの素晴らしい公演を直接会場でご鑑賞いただき、心躍るひとときを過ごしていただきたいと思います。

 皆様とともに、このコロナ禍を乗り越え、そして、安心して気兼ねなく生の芸術に触れることができる日常が、一日も早く戻ってくることを願っております。

 結びに、本フェスティバルに御参加いただく皆様の御尽力に感謝いたしますとともに、公演の御成功と今後益々の御発展を祈念いたします。

東京都知事 小池 百合子

2021都民芸術フェスティバル開催によせて

 東京で活動する芸術文化団体を支援し、都民の皆様に様々な舞台芸術や伝統芸能に親しんでいただくため、「都民芸術フェスティバル」は昭和43年度に始まり、今回で53回目を迎えます。

 東京都歴史文化財団は、都立文化施設の管理運営や各種文化事業の実施を通して、東京の芸術文化の振興、歴史および文化の継承とその発展に向けて取り組んでおり、平成20年度から本フェスティバルの運営に加わっております。

 オーケストラ、室内楽、オペラ、現代演劇、バレエ、邦楽、日本舞踊、能楽、民俗芸能、寄席芸能の10分野の多彩な芸術や芸能が集う本フェスティバルにお越しいただき、今日の東京を形づくる豊かな芸術文化を発見し、ご堪能いただければ幸いです。 ご来場の皆様をはじめ、ご参加の皆様および関係者の皆様に心より感謝いたしますとともに、舞台を通した様々な出会いが、地域社会に潤いをもたらし、また、次世代に豊かな芸術文化を継承するものとなりますよう祈念いたします。

公益財団法人東京都歴史文化財団
理事長 日枝 久

2021都民芸術フェスティバル公演情報

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