2020都民芸術フェスティバル 公式サイト
現代舞踊公演「時空をこえる旅-舞台-へようこそ」
運命 / ノスタルジー / 宇宙
世界の始まりのための3つの
この世は現実か夢幻か--。 現代舞踊協会では今回、所属する3人の舞踊家による3つの異界(アナザー・ワールド)をお届けします。舞台の奥に広がる時空を超えた新しい世界への旅を、たっぷりとご堪能ください。
作品紹介
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Aプログラム(26日)
■宮本 舞『ZONE -境地-』
■中村しんじ『さーかす』
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Bプログラム(27日)
■宮本 舞『ZONE -境地-』
■馬場ひかり『COSMIC RHAPSODY –宇宙狂詩曲』
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宮本 舞『ZONE -境地-』(Aプログラム/Bプログラム)
「虚空に哭く」撮影:スタッフ・テス
振付:宮本 舞
出演:安達 雅、猪野沙羅、大橋美帆、小川麻里子、小澤早嬉、北島 栄、小室眞由子、須﨑汐理、関口淳子、高橋あかね、田中朝子、丹波南美、近田未裕、名越晴奈/酒井銀丈、坂田尚也、水島晃太郎/宮本 舞
運命という限られた時空間の中で、人の生の全ては支配され、定められた道をただ歩かされているだけなのかもしれない。どこかでそんな無力さを感じながらも、がむしゃらに、ひたすらに、健気に生きている。
どうにもならない力に抗えず、混沌の中を彷徨い、行き先をも見失い…たとえそれらが全て運命だったとしても、諦めずに歩み続ける事を決めるのはやはり自分自身しかいない。
そうならば、大地を踏みしめ、前を向き、上を向き、進化し続ける事を貪欲に願い、全身全霊で生き抜いていきたい…- 宮本 舞
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東京都出身。正田千鶴に師事。文化庁インターンシップ研修員に選ばれ国内研修、文化庁新進芸術家海外派遣研修員に選ばれニューヨークにて2年間研修。在米期間中にZERO → ∞(ZERO to INFINITY)を立ち上げ、ニューヨークにて初の自主公演を成功させる。帰国後は音楽家との共同創作に力を入れるなど、毎年意欲的に新作を生み続ける。
東京なかの国際ダンスコンペティション創作部門第1位、東京新聞主催全国舞踊コンクール創作部門第1位文部科学大臣賞、山田五郎賞、現代舞踊協会制定明日の新人賞(振付)、新人賞、奨励賞、ほか多数受賞。
後進の育成にも力を入れ、宮本奈緒美と共にDance Factory MIYA FRIENDSを主宰、東京なかの国際ダンスコンペティションにおいて指導者賞を受賞の他、バレエ団の振付やバレエコンクールコンテンポラリー部門の振付などを手がける。
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中村しんじ『さーかす』(Aプログラム)
「さーかす」より
振付:中村しんじ
出演
一郎:中川 賢
幸子:佐々木美緒
フジオさん:ラビオリ土屋
犬:国枝昌人
サーカス団:中村しんじ(団長)、宇佐美和奈、薄田真美子、大川眞弥、岡 悠奈、片山幸子、加藤明志、小松あすか、近藤みどり、篠子琴里、佐々木由美、澤村 亮、高橋千里、高橋裕太、戸田裕美子、冨田奈保子、中村渚央、沼口賢一、大和、山之口理香子、蓬澤太士
明治から昭和にかけてサーカスは全盛期を迎えます。戦後の貧しさゆえに〈どこかにはみ出さなければ生きてはいかれない〉社会がそこにありました。作品「さーかす」は日本が今よりもずっと貧しかった頃の民衆の息吹、底力に焦点を当てて作られたナチュラルダンステアトルのオリジナルの物語です。
物質的に豊かになった今の時代に、突如、昭和のサーカス団が現れ、主人公「一郎」の心に生きる力を吹き込みます。誰もが、あっと驚く、大掛かりな仕掛け(テント)を使って、「一郎」の心の成長を壮大なスケールで描いた作品です。作品「さーかす」は2005年の初演以来、新国立劇場をはじめとする日本各地の劇場、また、アメリカンダンスフェスティバル(ノースカロライナ州)、ドイツ公演(デュッセルドルフ,ミュンスター,フランクフルト,ポツダム)にて上演。2016年より文化芸術による子供の育成事業-巡回公演事業-として多くの小学校で上演を続けています。
- 中村しんじ
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演出家、振付家、舞踊家。ナチュラルダンステアトル主宰。
1983年にベルギー国立舞踊学校ムードラを卒業。1984年同学校の校長兼振付家のミーシャ・ヴァン・ノック主宰の「ロンソンブルバレエ団」に入団し、7年間ヨーロッパでダンサーとして活動した後、帰国。1991年に自らのカンパニー「ナチュラルダンステアトル」を設立。1998年『ありす』、2000年『ピノッキオ』など、新国立劇場で新作公演を手がける。2008年より全国の学校を対象に巡回公演(文化庁事業)を実施。2008年ジェイコブズピローダンスフェスティバル、アメリカンダンスフェスティバル、2009年ドイツ、2018年韓国など、世界各地で公演を行う。2012年、株式会社ナチュラルダンステアトル設立。
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馬場ひかり『COSMIC RHAPSODY –宇宙狂詩曲』(Bプログラム)
「胞衣ー ENA」撮影:池上直哉
振付:馬場ひかり
出演:手塚多希、山﨑則子、黒木怜香、小栗百子、吉田栄子、桜井矢絵、杉本咲野、江藤裕里亜、藤井彩加、丸山はるか、髙橋 郁、藤本 舞、曲沼宏美、宮内明子/髙橋純一、林 敏秀/馬場ひかり
宇宙を紡ぐ
時間と空間、物質、そのすべての始まりを想う
宇宙への驚異、畏怖の念は、人間の魂、内なる精神への洞察と同じ感動を生む
宇宙の美の核心を感得する人間のまなざしを
もう一度人間自身の本性と、今を生きる私たちの身体的存在に向けてみる
それが、流動的な宇宙の、美しい地球という惑星で<踊る>ということ
心臓の鼓動、魂の叫び、ふるえが、宇宙の律動と共振する瞬間
人は跳べる- 馬場ひかり
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東京都出身。幼少より芙二三枝子に師事。青山学院大学文学部英米文学科、ザ・ジュリアード・スクール舞踊科卒。現代舞踊協会新人賞(‘79)、舞踊批評家協会新人賞(’02)、現代舞踊協会群舞奨励賞(‘13)、ニムラ舞踊賞(’16)受賞。文化庁派遣芸術家在外研修員(‘80)として渡米、2年間の研修を終えた後も、ニューヨークに拠点をおき、ダンサー、コレオグラファーとして作品を発表するなど、国内外で活動を行う。1999年帰国、新たに自身のカンパニーを発足し、芙二三枝子舞踊団の活動と同時に、俳優座劇場、草月ホール、新国立劇場等で作品を発表している。代表作に『宙花』『宇宙卵』『夜叉ヶ池』『神話のデモンタージュ』等がある。 また、東京二期会オペラ 実相寺昭雄演出『魔笛』(‘05)振付、井上道義演出 歌劇『イリス』振付、出演(’11)等幅広い活動を行っている。
2019年スタジオ(旧芙二三枝子舞踊研究所)を〈Studio F〉としてリニューアルオープンし、創作活動を行うと共にダンサーの育成に力を注いでいる。
HIKARI BABA DANCE COMPANY主宰、(一社)現代舞踊協会理事、日本女子体育大学非常勤講師。
日程・会場
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開催日
3月26日(木)19:00開演(18:30開場)/Aプログラム 中止になりました
3月27日(金)19:00開演(18:30開場)/Bプログラム 中止になりました※予定上演時間1時間20分(途中休憩あり)
- 会場:東京芸術劇場 プレイハウス
〒171-0021 豊島区西池袋1-8-1
【アクセス】JR山手線・埼京線、東武東上線、西武池袋線、東京メトロ有楽町線・丸の内線・副都心線 池袋駅西口から徒歩2分(池袋駅地下2b出口と直結)
チケット
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料金(全席指定・税込)
4,100円
※未就学児の入場は保護者の膝上可。お席が必要な場合は要チケット。
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鑑賞サポート
車椅子席あり。学生席(要事前申込)あり。障害者割引あり。補助犬同伴可。障害者の介助者への優遇あり。 -
チケット取扱い
・現代舞踊協会
・東京芸術劇場ボックスオフィス
Tel.0570-010-296(休館日を除く10:00~19:00) https://www.geigeki.jp/ti/・チケットぴあ
Pコード(498-690) Tel.0570-02-9999 https://t.pia.jp/ -
チケット発売日
11月20日(水)現代舞踊協会先行販売開始
12月20日(金)一般発売
お問合せ
一般社団法人現代舞踊協会 Tel.03-5457-7731 http://www.gendaibuyou.or.jp/
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