2019都民芸術フェスティバル 公式サイト
韓国現代戯曲ドラマリーディングⅨ
『刺客列伝』 『黄色い封筒』 『少年Bが住む家』
日韓演劇交流センターは演劇関係7団体により構成されており、2002年より日韓両国の劇作家・作品を翻訳・リーディング上演することで紹介してきました。今回で9回目となる公演は韓国で話題の3作品をご紹介します。
あらすじ
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『刺客列伝』
ときは1931年12月、ところは中国の上海フランス租界。ある食堂にて、独立運動家の金九(号は白凡)は、革命家としての心得とテクニックを李奉昌に伝授している。独立運動は順調には進まず、そこに食堂の店員や客人の思惑が交錯していく……。20世紀の朝鮮独立運動をメインストーリーとしながら、その登場人物によって、中国の『史記』、イスラムのアサシン教団、チェチェンの武装集団などの「刺客列伝」が挿入され、そのエピソードは未来の「刺客列伝」へと向かっていく。 -
『黄色い封筒』
エスエム器械労働組合事務所。組合は会社に対するストを暴力的に終えさせられた。組合員のビョンノもジホも、ストに参加したことで会社から多額の賠償金を負わされている。ガンホはストに参加せず、心に自責の念と深い後悔を抱える。ヨンヒは子育てと運動の間で引き裂かれている。会社側は容赦なく労働者たちを分断し、運動は引き裂かれる。そこにセウォル号沈没の知らせが入る。当初は乗客は全員が無事という報告がなされるが、しかし――。
分断を乗り越えるために、労働者たちの団結は可能なのか。 -
『少年Bが住む家』
冬の寒い日、家族での朝食。そこに近所に引っ越してきたひとりの女が挨拶にやって来る。この家には父と母、そして息子のデファンが住んでいる。父と母はデファンを女の前から隠す。デファンは14歳の時に殺人を犯し、7年の実刑判決を受けることになった。模範因だったデファンは保護観察処分になり自宅に戻っていた。自立を促す父、息子を外に出すことを恐れる母、デファンにだけ見える少年Bの存在。この朝から家族の日常が変化し始める。「僕が普通の人のように生きていけると思いますか?」午後から雪が降り始める。
公演情報
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開催日:2019年1月23日(水)~27日(日)
1月23日(水)19:00 『刺客列伝』
1月24日(木)19:00 『黄色い封筒』
1月25日(金)19:00 『少年Bが住む家』
(10月18日発行リーフレットには14時開演と記載されていますが、25日(金)は19時開演となります。)
1月26日(土)14:00 『刺客列伝』
1月26日(土)19:00 『黄色い封筒』
1月27日(日)14:00 『少年Bが住む家』★★公演終了後シンポジウム開催(半券無料・申込不要)シンポジウムのみの方は500円
※全公演終演後アフタートーク開催(半券にて無料・予約不要)
※開場は開演の30分前です。
※未就学児はご入場いただけません。
※予定上演時間約2時間(途中休憩なし)
- 会場:座・高円寺1
〒166-0002 杉並区高円寺北2-1-2
【アクセス】JR中央線 高円寺駅北口より徒歩5分
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『刺客列伝』
作:パク・サンヒョン
翻訳:木村典子
演出:川口典成出演:川邊史也、喜多村千尋、坂本美那、清水優華、秦由香里、辻村優子、原田理央、広田豹、前田龍佑
『黄色い封筒』
作:イ・ヤング
翻訳:石川樹里
演出:中野志朗出演:江澤 蛍、田崎哲也、橘 麦、長瀬ねん治、馬場太史、日沖和嘉子、宮下泰幸、柳生拓哉
『少年Bが住む家』
作:イ・ボラム
翻訳:シム・ジヨン
演出:大澤遊出演:荒巻まりの、牛尾茉由、円地晶子、川瀬遼太、内藤栄一、中島大介、峰﨑亮介、遊貴まひろ、渡部みなみ
チケット
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料金(全席指定・税込)
一般 1,500円 3作品セット券 4,000円(日韓演劇交流センター事務局のみで取り扱い)
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鑑賞サポート
【学生割引】
学生の方は1作品1,000円でご購入いただけます。(日韓演劇交流センター事務局のみで取り扱い)【車椅子席】、【補助犬同伴】
ご希望の方はチケットご購入時にお問い合わせください。【託児サービス】
ご希望の方は会場へお申込みください。 -
チケット取扱い
日韓演劇交流センター
Tel.050-5327-9826座・高円寺チケットボックス
Tel.03-3223-7300(10:00~18:00/月曜定休) -
チケット発売日
2019年12月3日(月)
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主催・お問い合わせ
日韓演劇交流センター Tel.050-5327-9826 http://tckj.org/
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